ストームクッカーのスタッキング状態
ストームクッカーのスタッキング状態
ストームクッカーは、バーナーの台、風防兼五徳、ソースパン2個、フライパン、アルコールバーナーのセット。写真はフライパン以外をスタッキングした状態。 ストームクッカーLで言うと、下からバーナー設置用の台、風防兼五徳、1.75リットルのソースパン、1.5リットルのソースパンの順にスタックして、中にアルコールバーナー、アルミハンドルを入れて、その上からフライパンで蓋をする。 アルコールバーナーとアルミハンドルを入れても中にだいぶスペースがあるので、ライターや小分けの瓶などで燃料アルコール、布巾、食材などを入れておくと便利。
ストームクッカー注意点
ストームクッカー注意点
主な注意点は、 空焚きをしない。 金属たわしを使わない。 金属製のフライ返しやフォークを使わない。 と言ったもの。 いずれもノンスティック加工や塗装の剥がれの原因になるので要注意。 ちなみに風防兼五徳の部分はクッキングベースと言うようです。 さらにフライパンの外側はハードアノダイズド加工(アルマイト処理)ではなくラッカー塗装のようです。ここは少し残念でした。
ケトル注意点
ケトル注意点
主な注意点は、 空焚きをしない。 金属たわしを使わない。 金属製のフライ返しやフォークを使わない。 と言ったもの。 加熱のし過ぎは変形にもつながるので要注意。
ストームクッカーのセット内容
ストームクッカーのセット内容
左上から時計回りに、ソースパン(小、1.5リットル)、ソースパン(大、1.75リットル)、フライパン、風防、バーナーの台座、収納用ベルト、アルミハンドル、アルコールバーナー(スピリットバーナー)。 ストームクッカーLで言うと、下からバーナー設置用の台、風防兼五徳、1.75リットルのソースパン、1.5リットルのソースパンの順にスタックして、中にアルコールバーナー、アルミハンドルを入れて、その上からフライパンで蓋をする。 アルコールバーナーとアルミハンドルを入れても中にだいぶスペースがあるので、ライターや小分けの瓶などで燃料アルコール、布巾、食材などを入れておくと便利。 ストームクッカーLには0.9リットルケトル、ストームクッカーSには0.6リットルのケトルも収納可能となっている。
ストームクッカーの五徳を閉じた状態
ストームクッカーの五徳を閉じた状態
ストームクッカーを組み立てた状態。 3本の五徳の爪は上下に開いたり閉じたりできる。フライパンは五徳を上に開いて使用する。ソースパンは五徳の爪を中に入れて閉じた状態でソースパンやケトルを使用する。
ストームクッカーの五徳を開いた状態
ストームクッカーの五徳を開いた状態
ストームクッカーを組み立て、五徳を開いた状態。 3本の五徳の爪は上下に開いたり閉じたりできる。フライパンは五徳を上に開いて使用する。ソースパンは五徳の爪を中に入れて閉じた状態でソースパンやケトルを使用する。
収納時(蓋なし)
収納時(蓋なし)
収納時は下からクッキングベースセットの下部、同じく上部の風防部分、ソースパン(1.75リットル)、ソースパン(1.5リットル)の順に積み重ね。その中に小物である、アルミハンドルとアルコールバーナーを格納する。ソースパン内部へのキズが気になるので布巾やタオルなどでバーナーとアルミハンドルを包んで入れると良い。 ちなみに、バーナー、アルミハンドルと一緒にマッチかライターを布巾で包んで一緒に入れておくと便利です。 バーベキューに行ってライターを忘れるというのは意外とあるあるネタなので、入れておいて損はない。
収納時
収納時
収納時は下からクッキングベースセットの下部、同じく上部の風防部分、ソースパン(1.75リットル)、ソースパン(1.5リットル)の順に積み重ね。その中に小物である、アルミハンドルとアルコールバーナーを格納する。ソースパン内部へのキズが気になるので布巾やタオルなどでバーナーとアルミハンドルを包んで入れると良い。さらにその上からフライパンを載せる。通常はこの上からベルトをする。
ストームクッカー重量(ケトルあり)
ストームクッカー重量(ケトルあり)
ケトルを含むストームクッカー全体の重量1091g 含まない場合はストームクッカーのセット全体の総重量は914gと言うコンパクト設計の調理器具セットになっている。
ストームクッカーにソースパンをセットした状態
ストームクッカーにソースパンをセットした状態
セッティングしたストームクッカーにソースパンをセットした。純正のクッカーセットならではの一体感は安心します。ストームクッカー、アルコールバーナーの周りの空気の流れを制御し燃焼の効率を最大化する役割があります。 ストームクッカー下部から取り込んだ空気と加熱されて気化したアルコールの炎がソースパンの周りに絡むような構造になっています。 空焚きは絶対にやめましょう。
ストームクッカー下部
ストームクッカー下部
ストームクッカーの一番下部、アルコールストーブを設置する台の部分。中心の穴にアルコールストーブを置く作り。その周りのたくさんの穴から燃焼効率をアップするため空気が供給される形。 画像の中心部にある凸部分がストームクッカー上部との接合部分になる。
ストームクッカー結合状態
ストームクッカー結合状態
ストームクッカーの結合はあまりカチっとしたものではないが設置して安定する程度には十分なシンプルな結合方法がとられている。写真の通り、11時の方向に凹があり、10時の方向に凸があるのがわかるが、ここを合わせて、結合して、スライドさせることで結合させる構造になっている。
各製品のサイズ
各製品のサイズ
トランギアのストームクッカー、ケトル、バーナーのサイズ比較。 ストームクッカーの径は22cm、ケトルは18cm、アルコールストーブは7.5cmで、この全てがストームクッカーに収納可能。
アルコールバーナー
アルコールバーナー
トランギアのアルコールストーブ(アルコールバーナー)はトランギアの最重要プロダクトの1つ。 ほぼメンテナンスの必要もないシンプルな構造で旅に十分な火力が特徴の調理器具。 呼び名としては、アルコールバーナー、アルコールストーブ、スピリットバーナーなどと呼ばれるが、どれも同じものを指している。 また、TR-B25と言う型番からB25とも呼ばれている。 ちなみに、スウェーデンの本家サイトでは、Spirit burner(スピリットバーナー)、国内のイワタニプリムスのサイトではアルコールバーナーと記載されている。
アルコールバーナーパーツ
アルコールバーナーパーツ
トランギアアルコールストーブの全パーツ。 左から消火や火力調整用の蓋、キャップ、アルコールストーブ本体となる。 シンプルかつ必要十分な最低限おアウトドアセットです。
アルコールバーナー重量
アルコールバーナー重量
トランギア、アルコールバーナー(アルコールストーブ、スピリットバーナー、TR-B25)の重量はカタログスペック通りの110g 火力調整用の蓋とキャップ付きの重量。 レトロなブラス製だけどシンプルで無駄がなく、頑丈、必要十分な火力。
ストームクッカー重量
ストームクッカー重量
ストームクッカーのセット全体の総重量は914gでした。ケトルを入れても1091gと言うコンパクト設計の調理器具セットになっている。
ストームクッカーパッケージ
ストームクッカーパッケージ
トランギアストーブ25シリーズのハードアノダイズドバージョンのパッケージ。(TR-25-3HA、253HAなどと表記。ストームクッカーL)
ケトルパッケージ
ケトルパッケージ
シリーズ25用のケトルということでストームクッカーLにも収納可能なケトル0.9リットル。 パッケージはこんな感じ。
ケトル全体
ケトル全体
アルミニウム無垢のトランギアケトル。型番はTR-324。直径は18cmでストームクッカーにも収納が可能で、その場合はケトル内にアルコールストーブやアルミハンドルをケトル内に収納して、さらにケトルをストームクッカー内に収納する。 レトロな形だが、注ぎ口や持ち手にも様々な工夫があり、普段使いにしたくなる逸品だと思います。
ケトル取っ手の固定
ケトル取っ手の固定
0.9リットルのケトル。アルミ製のケトルは熱伝導率も高く温め易い。使い易いサイズで様々な工夫が取り入れられている。 ハンドル部分は固定ではなく角度を変えられるようになっているが、垂直と水平の位置にはカチっと固定できる切り込みが入っている。 持ち手部分のこのきりこみは絶妙な力加減でハンドルの固定が出来ていて、気持ちの良い使い心地。加熱中に持ち手が下がり、バーナーで熱くなるような事もないので、アルコールバーナーだけでなく、ガスストーブ、コンロ、焚き火など、熱源を選ばす使用可能。 普段使いにしたくなる要因の1つ。
ケトル取っ手ラバーの取り外し
ケトル取っ手ラバーの取り外し
ケトルの取っ手のシリコンラバーは簡単に取り外せるようになってさらに便利。焚き火など火が強くなりそうな場面では取り外しておくことでラバーか焦げることなどを防ぐことができる。昔は取り外しが出来なかったので、燃やしてしまうこともあったので僅かな変化だが参加しているとのこと。
ストームクッカーに収納したケトル
ストームクッカーに収納したケトル
ストームクッカーLには、ケトル0.9リットルが格納できます。ストームクッカーにケトルを格納する場合は、ケトル内にバーナーやアルミハンドルを格納します。バーナーやアルミハンドルはケトル内にそのまま入れるとガチャガチャするので、布巾などで包んでケトル内に入れておくと良い。布巾はストームクッカーの洗浄後の拭き取りなどにも使えるので一石二鳥。 後、意外と格納時に一緒に入れておくといいのはマッチかライター。ポケットに入れて持って行こうとしていても意外と忘れてしまうので、予備のライターかマッチは、ストームクッカーやケトルと一緒に入れておくといい。
アルコールバーナーのサイズ感
アルコールバーナーのサイズ感
アルコールバーナーのサイズ比較用に500mlペットボトルと並べて撮影。 500mlペットボトルの底のサイズとほぼ同じように見える。 燃料ボトルとバーナーを一緒にペットボトル保温ケースなどに入れてまとめている人もいる。 (カタログ上のサイズは重量は110g、収納サイズは直径7.5cm、高さ4.5cmとなっている。)
アルコールバーナー本体
アルコールバーナー本体
バーナー内部の下部に少し白いものが覗いている隙間があるが、これはアルコールランプのアルコールを吸い上げるランプ芯の役割をする。アルコールバーナーは最初に着火した時には火力は弱いが、バーナー自体が温まってくると壁面の中に入っている綿状の部分で吸い上げられたアルコールが温められて、気化が加速される。気化量が増えると、縁の火口と呼ばれる小さな穴から気化したアルコールが噴き出してくるような構造になっている。海外の安物ではこの白い綿の部分が入っていなかったりして、火力が弱いなどの問題があるものがあるらしい。 燃料はエタノールとメタノールが使用可能だが一般的な燃料用アルコールでは、メタノール主体のものが多く、混合のものでも、95%程度がメタノール、5%程度エタノールが入ったものが多い。 もちろんメタノールは飲用禁止。
アルコールバーナー火力調節蓋
アルコールバーナー火力調節蓋
アルコールバーナーの火力はこの火力調整蓋で調整が可能である。茶色い部分をスライドさせることで、一部のアルコール噴き出し穴を塞ぐことで火力を調整する。火力調整蓋と消化蓋が同じものなので、火力調整をしていると、蓋が熱々になるし、熱々になったものを冷まさないと、蓋を閉じることもままならないので、あまり使い勝手は良くないと感じる。キャンプでの想定でそんなに手の込んだとろ火の調理でもなければそれほど必須でもない。
アルコールバーナーキャップ
アルコールバーナーキャップ
アルコールバーナー用のキャップ。内部に黒いゴムパッキンが付いているので、多少、アルコールが残っていても漏れにくい構造になっている。一度の使用だけであれば、アルコールを満タンにして、このキャップを閉めて出かけるということも可能である。(散歩に行ってコーヒーブレイク程度の使い方をイメージ)ただし、しばらく使っているとゴムは劣化してくるので、あまり過信はすべきではない。キャップをしていても漏れるという人はいるし、温度変化や気圧の変化でも漏れやすい状況は発生すると思う。 あと、可能な限りゴムの劣化を遅くする(延命する)ために、キャップはアルコールバーナーが十分さめてから取り付ける必要がある。 おもて面には注意書き等が記載されている。
ストームクッカーでケトル0.9
ストームクッカーでケトル0.9
ストームクッカーでケトルを使うときは五徳の部分を内側に倒して使用する。純正品ならではのきっちりはまった感じがいい雰囲気。風防にすっぽり入り込んだような状態になるので、風にも強く、温めている間にどんどん冷めるような状況も起こりにく。 ケトルは満水容量が0.9リットルということだが、そこまで入れると噴きこぼれるかもしれないので、ケトル壁面の肩の部分ぐらいまでがちょうど良い気がする。肩の部分まで入れると約0.7リットルぐらい。
ストームクッカーでうどん
ストームクッカーでうどん
とても簡単な素うどんを試してみた様子。この日の気温は5℃ぐらいでかなり寒めの日でした。 だしの素(ティーパック状のもの)に約500CCぐらいの水と少しだけ醤油を加えて、沸騰させた後、袋麺を落としただけのシンプルなものです。 使用してみた感想としては意外と早くお湯が沸くということ。1.5リットルサイズのソースパンに500CCぐらいの水を入れて点火したが、5〜6分ぐらいで沸いている。さらにそこに冷たい状態の袋麺(ソフト麺)を入れて、伸びる前には再沸騰している。ちょっとした料理には十分耐え得る火力だと思われる。 トランギアのアルコールストーブの火力は1000ワット程度。2000〜4000wが普通のガスバーナーに比べたら火力はだいぶ劣るがそれほど使い勝手が悪いとも感じない程度であった。
ケトルでドリップ
ケトルでドリップ
ドリップは一般的なドリップバッグを使いました。そそぎ口から変に滴れること(尻漏れ)もなく、狙ったところに落とすことができ、とても使い易いケトルです。写真を見るとわかりますが、ケトルはほとんど傾けていません。ケトルにそれなりにお湯が入っている状態はそそぎ口から下に液体が垂れやすい状況です。ですが、トランギアのケトルはダラダラとそそぎ口を伝って下に流れるようなことはありません。 トランギアのケトルは、軽くて、安くて、沸騰も早い、普段使いでも全く不満がないので、買いだと思います。外でも家でのガシガシ使うと思います。
明るいところで火をつけた様子
明るいところで火をつけた様子
明るい野外にて、ストームクッカー内に設置したアルコールストーブに点火してみた。アルコールストーブの炎は、明るいところでは想像以上に見えにくいので周りのものへの引火や火傷には要注意。 自分は気づいていても周りの人は火がついていることに気づいていないなんてことも。 転倒時にアルコールが広がったりする可能性を考えると少しぞっとする。
アルコールバーナ用五徳EBY258
アルコールバーナ用五徳EBY258
EVERNEW(エバーニュー)社のチタン製五徳EBY258という製品。(パッケージにはtrive Ti Ultra light Titanium cross standと記載)縦40mm、横幅81mmで、トランギアのB25アルコールバーナーの横幅より少しだけ広い感じ。重量に至っては13gとのことで、持ってみてもとても軽い。 固形燃料にも対応とあるが、こちらはまだ試したことがない。 写真は一度火をつけて焼いた状態。チタン製品に特有の青色の焼き色が付いている。
トランギアのバーナーにEBY258
トランギアのバーナーにEBY258
EVERNEW(エバーニュー)社のチタン製五徳EBY258という製品。(パッケージにはtrive Ti Ultra light Titanium cross standと記載)縦40mm、横幅81mmで、重量に至っては13gと超軽量設計の五徳。 写真は実際にトランギアのB25アルコールバーナーに載せてみた。五徳の内径はストーブの凸にピッタリハマるちょうど良いサイズ。横幅もストーブの外径より少しだけ幅広。タンクの突起部へのはまり具合は純正品かと思わせるフィット感となっている。
アルコールストーブ点火直後
アルコールストーブ点火直後
アルコールストーブの燃料はエタノールとメタノールが使用可能。試しに使ったのはトーヤクのアルコK2「アルコールランプに。エチルアルコール5%、メチルアルコール・木精95%の混合物で燃料用に適した無臭性の品質を厳選」という商品。 写真はアルコールストーブに火をつけた直後の様子。 まだ本格燃焼しておらず、強いお酒に火をつけたような弱々しい炎の状態。風が吹けば消えるようなレベル。数秒後にこれが本格燃焼を開始したら調理開始。
アルコールストーブの本格燃焼の合図
アルコールストーブの本格燃焼の合図
点火して数秒後の様子。アルコールバーナーは最初に着火した時には火力は弱いが、バーナー自体が温まってくると壁面の中に入っている綿状の部分で吸い上げられたアルコールが温められて、気化が加速される。気化量が増えると、縁の小さな穴(火口)から気化したアルコールが噴き出してくるような構造になっている。海外の安物ではこの白い綿の部分が入っていなかったりして、火力が弱いなどの問題があるものがあるらしい。 アルコールに着火して、まだ本格燃焼していない状態から数秒後たつと、アルコールストーブが温まり、火口から気化したアルコールが吹き出すようになる。写真はこの瞬間をカメラの連射機能で捉えたもの。ポッという音とともに火口から吹き出したアルコールに火がつき、この後本格燃焼か始まるというまさにこの瞬間。 ちなみにこの時多少なりとアルコールが吹き出しますので周りに燃えやすいものを置くのはくれぐれも注意しましょう。
アルコールバーナーが安定して燃焼している状態
アルコールバーナーが安定して燃焼している状態
点火後しばらく経つとタンク内の燃料が温められ、気化したアルコールが燃焼し、火口からの炎は力強いものになります。 写真はアルコールストーブの初期(着火時)の火によって、ストーブのタンクが温められた結果、火口から気化したアルコールが噴き出すようになり、その結果、火力も安定していく。 でも、写真を見る限り、少し黄色い炎となっていて、不完全燃焼な感も否めない。ちょっと戸外などで再度試したいと思う。
アルコールをタンクに入れすぎるとなかなか本燃焼にならない
アルコールをタンクに入れすぎるとなかなか本燃焼にならない
ケンエー燃料用アルコール
ケンエー燃料用アルコール
アルコールストーブの燃料はエタノールとメタノールが使用可能となっています。一般的な燃料用アルコールでは、メタノール主体のものが多く、混合のものでも、95%程度がメタノール、5%程度エタノールが入ったものが多い。 もちろんメタノールは飲用禁止。 写真は薬局でも一般的に売られているケンエーの燃料用アルコールで300円程度から手に入る。正直アルコールバーナーを手に入れるまで、薬局に燃料用アルコールがあるとは思ったことはなかったが、カセットボンベ(CB缶)と同じぐらい手軽に燃料が手に入るというのはとても便利。
トーヤク株式会社 コーヒー沸かし燃料用アルコール アルコK2
トーヤク株式会社 コーヒー沸かし燃料用アルコール アルコK2
アルコールバーナーに燃料を入れるときに困るのが、周りにこぼれてしまうこと。トーヤクのアルコK2の容器は、細口のアルコールそそぎ口がとても使いやすく、液漏れも経験したことないぐらい。 トランギア専用の燃料ボトルなどもあるが、この容器でも十分だと正直思っている。
手抜き用調味料
手抜き用調味料
燃料用アルコール
燃料用アルコール
トマトジュースナポリタン
トマトジュースナポリタン
ストームクッカー、アルコールバーナーで、トマトジュースナポリタンに挑戦。アウトドアでぶっつけ初挑戦でも良いが、失敗して食事のリカバリがないのもつらいので、家で朝食がてら練習です。ストームクッカーのLサイズなので、1人前ではなくたっぷり200gの2〜3人前にしてみました。 準備するものはパスタ、オリーブオイル、ニンニク、トマトジュース、水、バター、チーズ、塩、胡椒、出来ればバジル (バジルの代わりにハウスの薫りソルトシリーズのイタリアンハーブミックス) パスタは細めの方が無難かも。 パスタ80〜100gにつき、トマトジュース200cc、水100ccぐらいを目安に投入します。 ただ、水分がなくなってきてもまだ、パスタが柔らかくならない場合もあるので、その場合は水を追加して調整。
ソースパンの目盛り
ソースパンの目盛り
ストームクッカーのLサイズには1.75リットルと1.5リットルの2つのソースパンが付属しているが、このうち小さい側のソースパンには沸かすお湯の大まかな目安となるように、0.5リットルと1リットルのところに目盛りが付いている。コッヘルやシェラカップだと、1リットル単位の計量はさすがにない。ありそうでないサイズの計量が可能となっていて、これが意外と便利である。
トマトージュースナポリタンの材料を一通り投入
トマトージュースナポリタンの材料を一通り投入
トマトジュースナポリタンを試作します。山で初挑戦する前に家で練習です。しかも、ストームクッカーのLサイズなので、1人前ではなくたっぷり200gの2〜3人前にしてみました。 レシピは、まず、オリーブオイルでニンニクを炒めて焦げ色が付き始めたらその他のソース材料(トマトジュース、水、バター、チーズ、塩、出来ればバジル)を全て投入、更に沸騰した始めたらパスタを投入しました。 混ぜないと焦げ付くので、それなりにこまめに箸などで混ぜますがそれ以外は余り失敗要素もなくお手軽なレシピ。 写真は材料を全て投入した状態。 登山やキャンプでバジルが調達できるとは限らない。バジルの代わりにハウスの薫りソルトシリーズのイタリアンハーブミックスを薫り付けに使いました。 茹で時間は当てにならないので、時々麺の硬さを見ながら調整します。途中、水分が飛んできてもまだ麺が硬かったので少量の水を追加して、柔らかくなるまで焦げない様には調整が必要。火力調整蓋を利用したり、ソースパンとバーナーの距離を変えたりといった火力調整は何もしていない。 この時は1.1ミリの7〜8分のものを使って出来上がりに、問題はなかったが、もう少し細めの方が無難かもしれません。
トマトジュースナポリタンの完成
トマトジュースナポリタンの完成
トマトジュースナポリタンを試作した完成図です。 ストームクッカーのLサイズなので、一般的なレシピにある1人前ではなくたっぷり200gの2〜3人前にしてみました。 山で初挑戦する前に家で練習した結果です。結果的にはまあまあうまくできたかなというところ。たっぷりのお湯で茹でると言うよりは、パスタソースにちょうど良くなるまで水分を飛ばすという調理方法なので、最初から余り多くの水は入れない。仕上がりも茹でたというより煮込んだという雰囲気になります。火力が足りるかどうか不安がありましたが、無風の室内ではなんとかなりました。 オリーブオイルでニンニクを炒めて焦げ色が付き始めたらその他のソース材料(トマトジュース、水、バター、チーズ、塩、出来ればバジル)を全て投入、更に沸騰した始めたらパスタを投入、蓋をして、時々開けて混ぜながら、また蓋を閉じるを繰り返しながら水分が無くなってきたら麺の硬さを見て、少しだけ水を足しました。 お湯からあげていないので、パスタソースも麺の粘り気を帯びているけれど、味はまずまず。 甘めのトマトジュースか酸味の強めのトマトジュースかで雰囲気は変わると思うのでそのあたりはお好みの物を探すと良い。
トランギアのアルコールバーナーにエバーニュー Trive Ti
トランギアのアルコールバーナーにエバーニュー Trive Ti
EVERNEW(エバーニュー)社のチタン製五徳EBY258という製品。(パッケージにはtrive Ti Ultra light Titanium cross standと記載)縦40mm、横幅81mmで、重量に至っては13gと超軽量設計の五徳。 写真は実際にトランギアのB25アルコールバーナーに載せてみた。五徳の内径はストーブの凸にピッタリハマるちょうど良いサイズ。真横から見ると横幅はストーブの外径より少しだけ幅広。タンクの突起部へのはまり具合は純正品かと思わせるフィット感となっている。 若干頭でっかちになっていてバランスを崩しやすいので、大きめのコッヘルや重量のあるスキレットなどには向いていない。 小さなコッヘル、シェラカップ、直火可能なマグ、缶詰めなどに最適なサイズとなっている。
メスティンで炊飯
メスティンで炊飯
お米約1合にお水200ccぐらい。 少し多めぐらいに水を入れておいて吹きこぼさせることで水の量は調整されるので、水加減はあまり正確さは求められない。 火加減は最初から中火にしておくぐらいでちょうど良い。 最初は蓋を開けたまままで加熱して沸騰したタイミングで、加熱具合が均等になる様に1度コメ全体を混ぜて蓋をします。こうすると炊き具合が均等になります。 火を止めるタイミングは加熱時間よりも吹きこぼれ具合や蒸気の香りで判断出来る。習うより慣れろで、何度か試してみてください。 メスティンの蓋を木などで触った時に沸騰していれば、ぐつぐつといった振動が伝わってくるが、このぐつぐつが止んだら余った水は無くなったと判断できる。 また、吹きこぼれていたのが止んだら、これも炊き上がりと判断出来る。 その先はだんだん焦げ始めるので火を止める。少しお焦げを作りたいなら吹いている蒸気の香りで少し香ばしい匂いがするまで待って火を止める。 加熱時間は10分から15分程度。加熱のやめ時がわからなくても15分を越えることはないと思うのでいつまでたっても判断に困ったら15分以上は止める。
ストームクッカーとシンデレラフィットのカッティングボード
ストームクッカーとシンデレラフィットのカッティングボード
ストームクッカーとシンデレラフィットのカッティングボード
ストームクッカーとシンデレラフィットのカッティングボード
ストームクッカーとシンデレラフィットのカッティングボード
ストームクッカーとシンデレラフィットのカッティングボード
カッティングボードのサイズ感
カッティングボードのサイズ感
ストームクッカーのフライパンにすっぽり収まるサイズ感
ストームクッカーのフライパンにすっぽり収まるサイズ感
カッティングボードのサイズ感
カッティングボードのサイズ感
まな板から荒くカットした状態
まな板から荒くカットした状態
カッティングボード完成
カッティングボード完成
カッティングボード完成品の断面
カッティングボード完成品の断面
もうひと工夫、縁の加工
もうひと工夫、縁の加工
自作カッティングボードの縁取り
自作カッティングボードの縁取り
自作カッティングボードの縁取り完了
自作カッティングボードの縁取り完了
他社アルコールストーブの破損
他社アルコールストーブの破損