バーナー内部の下部に少し白いものが覗いている隙間があるが、これはアルコールランプのアルコールを吸い上げるランプ芯の役割をする。アルコールバーナーは最初に着火した時には火力は弱いが、バーナー自体が温まってくると壁面の中に入っている綿状の部分で吸い上げられたアルコールが温められて、気化が加速される。気化量が増えると、縁の火口と呼ばれる小さな穴から気化したアルコールが噴き出してくるような構造になっている。海外の安物ではこの白い綿の部分が入っていなかったりして、火力が弱いなどの問題があるものがあるらしい。
燃料はエタノールとメタノールが使用可能だが一般的な燃料用アルコールでは、メタノール主体のものが多く、混合のものでも、95%程度がメタノール、5%程度エタノールが入ったものが多い。
もちろんメタノールは飲用禁止。